2022-2023年度会長
折茂 雅信

新型コロナウィルスとの厳しい戦いを余儀なくされ約2年が経過しました。
しかしながらまだまだ戦いは続いています。でも、春の来ない冬は有りません。この危機を乗り越えた先には希望に満ちた栄の有る年が必ず待っていると思いますし、 信じております。

[今年度クラブターゲット]

「ロータリーライフを楽しもう!」
~そして笑顔で協力しよう~

 この春が来そうな中で、 浦和中ロータリークラブの会長に就任致しますことは誠に光栄なことであると感じております。 また、同時に責任の重大さを思うと身の引き締まる思いでもございます。 約1年前、当時の相原会長より尾崎年度の次の会長に指名され悩みましたが、諸先輩方々と相談もしながら承諾させて頂きました。この期間、私にとりましても改めてロータリーを見つめ直す大変良い機会になりました。浦和中RCの長所、短所、そして未来像も含めこんなに真剣に考えたことは有りません。そして私なりの結論は、「会員増強しなければ浦和中RCに未来無し!」何をするにも、何がしたくても、基本中の基本、会員が居なければ何も始まりません。2022年6月30日現在では会員数32名となってしまっています。

現実、欠席が多い又は休眠会員を考慮すれば実行部隊会員は実質20名強です。このままで浦和中RCの将来、未来に向かってロータリアンとしての責務が果して行けるのでしょうか?
私は、会員増強の重要性を常に頭から離さず行動して行きたいと思っています。会員増強を進めている中で、必ずと言っても良いほどに、良く聞かれ、 最近特に戸惑う質問ですが、 「ロータリークラブって何ですか?」「ロータリークラブって何をやっているのですか?」という問いです。
皆様はどのように答えますか?

私個人的には国際ロータリーの定義では中々理解するには大変難し悩んでしまう一文です。

それは、「ロータリーは人道的な奉仕を行い、あらゆる職業において高度の道徳的な水準を守ることを奨励し、かつ世界における親善と平和の確立に寄与することを目指した事業及び専門職務に携わる指導者が世界的に結びあった団体がロータリークラブである」と言う定義です。

さらにわかりやすく具体的な定義説明では、
「世の中のあらゆる有用な職業から選ばれた裁量権を持った職業人が、一週一回の例会に集い、例会の場で職業上の発想の交換を通じて、分かち合いの精神による事業の永続性を学び、 友情を深め、自己改善を図り、その結果として奉仕の心が生まれる。 この例会の一連の活動のことを親睦と呼ぶ。そして例会で高められた奉仕の心を持ってそれぞれの家庭、職場、地域社会、国際社会で奉仕を実践する。 このようなことを行っている団体がロータリークラブである」

このような定義が、ロータリーを知らない会員候補者に対し果たして本当に理解して頂けるのか?未だに私自身が理解出来ておりません。
これらをしっかり考察して、私の年度のクラブターゲットに、「ロータリーライフを楽しもう!」 ~そして笑顔で協力しよう~を掲げました。

皆様クラブ会員が例会に出席することが楽しみになり、そして為になるクラブを目指して、楽しい会話、美味しい食事、卓話者やゲストとの新たな出会い、ロータリアンだからこそ得られる特権を大いに活用し、奉仕事業を行い、皆様で協力し合って運営して行きたいと思います。

これが私なりのロータリーって何?の回答で有り、会員増強にも使って行きたいと考えます。
そして皆様で楽しくこれからも躍進して行きましょう!